わたあめちゃんのお墓

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堕胎を考える

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どうでもいい人とのは断固拒否だけれど、好きな人と避妊しないでセックスするのは、幸せな気持ちになるし興奮するので、好き。後先のことも考えていないわけではないしきっと常に頭の片隅にあるけれど、行動に移してしまう。今までの人たちはゴムをつけないでいれようとすると力ずくで拒まれた。しかし、彼は(最初に限って)口上でさえダメだと言わなかった。そのまま射精された。なんとなくその瞬間が分かって、やってしまったなぁとは思いつつも幸せだった。
その数日後、彼もわたしも自宅に帰り、また顔を合わせられない日々が続くこととなった。
Twitterで幸せそうな家族の話を読んで、色々刺激されたのか、泣いてしまった。わたしは子どもを産みたくないし、産むのは怖いし、育てるのも怖いし、日本人の6~7割くらいの人たちは産むに値しないと思っている。言わばアンナタ気味。しかし、幸福な家庭には憧れるし、彼とそのような家庭を築きたいとも考えるのである。だが産みたくないので、猫を飼いたいと夢想するのであるが、ひょっとしたら既に今わたしのお腹の中にいるかもしれない。彼との子ども。なんだかすこしいとおしかったが、堕胎は前提であった。そういう話をした。ハサミで切って引っ張って殺さなければならないのがとても心苦しかった。せっかく来てくれたのに、わたしが馬鹿だったせいで苦痛や恐怖と共に理不尽に殺されなければならなくなった子どものことを思うと、涙が止まらない。
堕ろすにしても、お金もかかるだろうし、わたし一人では決めたくない。彼が逃げ出すとは思っていないけれど、それでもこの距離では顔を合わせて相談することも難しいし、診察や検査、そして実際に堕ろすときも同伴してもらえるかというとたぶんそうでもない。1人で耐えなければならないだろうし、彼にも実感してほしいのに、それすらできないかもしれない。とりあえずわたしは距離を憎んだ。
ここまで書いたが、検査薬はまだ使っていない上に、妊娠の可能性も周期を考えるとかなり低い。しかし、わたしの月経周期はかなり適当だし、今月は不正出血があったのでどうなっているのか分からないので、もしかしたら、は有り得てしまう。考えたくないけれど、考えなければならないことだし、考えずにはいられなくて、頭をぐるぐる回っている。それでも、避妊しなかったことには全く後悔も反省も無い。不謹慎ではあるが妊娠できない身体になりたい。