わたあめちゃんのお墓

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精神科に行かなかった言い訳

先日、精神科に行ってきました。大学の側からほとんど強制のような感じで行くように言われ、大学の職員同伴で連れていかれました。もともと行っていた病院からその病院への紹介状は既に3月にもらっていましたが、行くのが億劫で行く意義も見当たらず半年ほど放ったらかしていました。高い金を払ってまでもらった紹介状なのに、と少し勿体ない気持ちで居たので、それを払拭できたという意味では行った意味はあるのかもしれません。
その病院でわたしは初診でしたのでたくさんの検査をし、とても時間がかかりました。身長体重と血圧・心拍数・血中酸素濃度を測って、心理士さんに生活歴などをお話し、主治医と話をして、血液検査と心電図をとり、木の絵を描きました。前の病院では、チェック式の質問に答えて提出して10分くらい主治医とお話するだけだったので、病院によってこんなにも差があることに感慨を覚えました。それにしても、木の絵なんか書いたところで精神状態やその人の気質なんて分かるわけがないと思うのですが、どうなのでしょう。
薬は出されませんでした。わたしが断ったのです。
2週間後また来るように言われ、その日が今日なのですが、3日より前から行く気が起こらず、寝坊を理由に行っていません。連絡も入れていません。この先精神科が必要になったときどうすればいいのかと考えると少し気が重くなりますが、それはそのときに考えましょう。

精神科なんか、行ったって薬が出されるだけなのです。しかもその薬に、希死念慮や苦しみを抑えることができるものは無くて、不安を取り除くだとか脳味噌の興奮を抑えるだとかして、わたしの場合間接的に苦痛を軽減していくのです。その上副作用がえげつなくて生活もままならなくなり、更なる苦痛に襲われるのです。眠気や不眠、手脚の不快感といった副作用に耐えられるだけの忍耐力や自制心が無いわたしがいけないのかもしれないなどと考えてしまい、情けない気持ちになるので、薬によって助けられたことがとても微々たるものに思えてしまうのです。でも、眠気と不眠の両立はやめていただきたいですよね。そういった訳でわたしは精神科を信じて頼ることができなくなり、自分はこの病院の金ヅルなんじゃないかという疑念が頭から離れなくなりました。さらに、長い時間待たされて高いお金を払いに遠方まで出かける、それを考えると誰しも行く気が無くなると思います。だからといって行かなかったのはわたしの落ち度で、「また来てね」「わかりました」と言った約束を平気で破ってしまった罪悪感は拭えず、「キチガイべういんはブッチするものだ」という言葉に頼るしかありません。
しかし、わたしは既に精神科なんかに行く必要はなくなっていると思うのです。わたしの負の感情の根源は見つけつつあるし、コントロールできるとまでは言わないけれどアレに呑み込まれて変な気を起こすなんてことはもうないはずです。診断名は統合失調症ですがそれらしき症状もほとんどなく、家族など身近な人間からはお前は精神科に通うような人間ではないと言われています。わたし自身、死ななきゃおっけーだと思っているので死にそうにならない限り精神科には行かないと思います。慢性的な吐き気や時々来る解離みたいなものがあっても、わたしは大丈夫なのです。

20190919